代表挨拶
黒田 千世 (Kuroda Chiyo)
相愛大学声楽専攻卒業。
神戸オペラ「カルメン」でオペラデビュー。
フラスキータ役を務める。出産のため演奏活動を休止し、自宅でピアノ教室を始める。
そこに偶然障がい児が通って来たことが、起業のきっかけとなる。脳の個性でもある発達障がい児の中に隠れた才能の持ち主を発掘することも可能な「音楽特化型放課後デイサービス」を運営。
これが多くの障がいを持つ母から好評で、講師養成講座もはじめ後進の指導にも力を入れている。
障がいの子の為の音楽特化型放課後等デイサービス事業・2店舗・グループホーム・健常児対象の音楽教室を運営。2023年に非営利型一般社団法人「FREEDOM add MUSIC」を立ち上げ、障がいの有無にかかわらず楽しめるコンサートを大阪と堺で開催。
2024年3月にはイタリアのカステルフランコヴェネト・ヴェネツィア市でイタリア障がい者団体と共同開催のコンサートを開催。
先生たちへメッセージ
障がいのある子どもたちに楽しく音楽を学んでもらうために取り入れている方法を、先生たち向けに講座にしています。
先生はたくさんいますが、最近は少子化で生徒があまり増えないと悩まれている先生方も多くいらっしゃいます。
発達障がい児の数は、近年は発達検査を行うことにより、診断がおりる子どもが多くなっています。
そのような子どもたちを、少しでも多くのピアノ教室が、1人でも多くの先生たちが受け入れられるようになれば、
子どもたちも、保護者さんもきっと喜ぶことでしょう。
障がい児向けのレッスンや療育等についてたくさん書籍は出ていますが、やっぱり実際に子どもたちと関わってこそノウハウは学ぶことができると思います。
自分自身も経験しました。たくさん本も読んで勉強してきたけど、実際に子どもと向き合ってレッスンするのが一番。
実践をたくさんしてこそ、力は身に付きます。
そのように毎日20人以上の子どもたちと関わってきた中で学んだことを、他の先生たちにも共有できればと思っています。
ドラム講座も、ピアノとはあまり関係ないと思われがちなドラムを使うことで子どもたちの興味を引き付け、ドラムのテクニックを身につけながらピアノにもつなげることができるような内容です。
是非、この機会にお勉強していってくださいね♪